BASARAと無双で現代パロで遊んでます。
簡単な説明はこちら
書くだけ書いたら満足したようです。





BSR政宗×無双幸村です。ぶっちゃけ、バサムソで一番(ビジュアル的に)好きなCPってこれなんです‥。
B幸を幸村、ムソ幸を信繁呼びしてるので、紛らわしいですが、そういうコトでお願いします。





 政宗は悪態をつきつつ、乱暴に鍵を捻じ込んだ。天下の伊達グループ・次期社長と名高い己を、よくもまぁ顎で使ってくれる人間もいたものだ。突然に政宗の職場に現れたかと思えば、「政宗殿の料理が久しぶりに食べたくなったでござる。では、お頼み申す」と問答無用で政宗に自宅のマンションの鍵を投げ付けたのは、最近ユニットを組んでCDデビューも果たした幸村だ。宣伝の効果もあるだろうが、二人の素質が良いのか、人気は急上昇中だとか。今日も押してるスケジュールの中姿を見せたようで、彼のマネージャーでもあり世話係でもある佐助が、政宗の目も気にせずに幸村を急かしていた。それをどこ吹く風と少しも焦らない幸村も大物だが、彼に何年も付き添っている佐助の忍耐にもつくづく呆れてしまう。
 鍵を引き抜いて扉を開ける。オートロックはものぐさな彼に作られたもののように思われた。幸村の高校時代を知っているが、彼の生活能力のなさはある意味表彰ものだ。佐助がいなければ、彼は生きていけないことだろう。そんな彼が武田プロダクションの寮を離れて、一人暮らしを始めたのだ、玄関から何から散らかっているものだと思ったのだが、玄関に足を踏み入れて周りをぐるりと見回しても、物が散乱している様子はない。むしろ片付いていると言っても良いのではないだろうか。何だ、あいつも成長したじゃないか、いいやこれは佐助の仕業だろうか、と考えつつ、来客用のスリッパに足を突っ込む。おそらくは佐助のお陰だろう。彼にはスリッパを履く習慣すらなさそうだから。

 などと幸村の駄目っぷりをうだうだと考えつつ、リビングへと足を向ける。マンションの造りなど、そうそう他のものと大差ないはずだ。廊下を進みながら部屋を覗き、とりあえずはリビングを目指す。

 つい行動に些細な怒りが表れていたのだろうか、後ろ手で閉めた扉が、存外に大きな音を立てた。部屋に灯りをつけると、部屋の中央から、「、ん」と身じろぎをするような小さな声が聞こえて、政宗はつい肩がはねてしまった。誰もいないと思っていた中に、誰かの気配を感じて、突然に「泥棒か?」と脳裏を過ぎる。こそりこそりと足音を忍ばせて、声が聞こえた方向へと忍び寄る。腕っ節には自信がある。泥棒の一人や二人、何を怖れるものがある。むしろ幸村に恩が売れて万々歳だ、と企んでいた政宗だったが、部屋の中央、どんと横たわっているソファを覗き込んだ途端、その皮算用は瓦解した。

 幸村の相方が、政宗からして見ても、整ったと形容したくなる、細長い手足を投げ出して、ソファで寝こけていたからだ。おいおいおい、幸村はコイツに関して、何も言っていなかったぞ。だがこれで、部屋の隅々まで片付いている原因が分かった。おそらく、この真面目そうな男が甲斐甲斐しく世話をしているに違いない。
 そう思ったのも束の間、好奇心でじろじろと眺めていたのだが、男の格好にぎょっと目を見開く羽目になってしまった。裾の長いTシャツから、すらりと長い足が伸びている。よほど短いズボンを穿いているのか、はたまた穿いていないのかは分からないが、政宗の目の前に、俗に言う生足が惜しげもなく曝け出されているのだ。全く無防備な。そう思ったのは、何も政宗の存在に気付かずに眠っているからではないだろう。ついうっかりと、手を伸ばしたくなる、男の衝動を促すものを、目の前の男が持っているせいだ。メディアで何度か見かけたことはあるが、あまり気にしたことはなかったのだが、幸村の隣りに立っても遜色のない男であることは確かだ。信繁と言っただろうか、と政宗は興味のない引き出しにしまわれた情報を、何とか絞り出す。

 政宗は更に近寄って、信繁の顔を覗き込んだ。男の割りに睫毛が長い。目蓋に大きく影を作っている。眉はきりりと整っているし、そもそも顔が小さい。覗く鎖骨の白さといい肉付きといい、つい吸い付きたくなる程だ。

 さて余談だが、政宗は綺麗なものが好きだ。恋人の条件の一つに、もちろん容姿の美しさも含まれる。男も女も美しさの条件はそう変わるものではなく、政宗もまたそういった偏見を持たぬ男だった。大らかと言えば聞こえが良いが、幸村曰く、「政宗殿は無節操でござる」らしい。

 据え膳食わぬは男の恥。言葉が脳裏を過ぎる、と同時に、政宗の口許には笑みが浮かんでいた。そう言えば、同じようなシチュエーションで幸村を押し倒したことがあるが、あの時の幸村は、それはそれは酷かった。色気の欠片もない悲鳴を政宗に浴びせかけながら、殴るわ引っ掻くわの抵抗、しまいには「やめるでござる!ぎゃ、鳥肌立ってきた!!」などとのたまう始末だ。流石に萎えた政宗はさっさと彼を解放したのだが、さて、彼はどうだろうか。

 信繁の身体に覆い被さりつつ、左手は彼の白い首筋へ沿えて、右手は彼の膝頭をするりと撫で上げる。まだ起きる気配のないことを良いことに、そのまま悪戯な右手を遊ばせて、シャツの隙間、太腿へと這わせる。驚いたことに、彼は短パンすら穿いていないようだった。最後の砦であるはずの下着しか纏っていないのだ。流石に初対面の人間にそこまでの暴挙を起こすつもりはないものの、そのまま解放してやるのも勿体ない。とりあえず彼の意識を覚まさせねば、と鎖骨に唇を寄せた。その時、政宗の髪が信繁の鼻をくすぐったのか、彼はぐずるように顔をくしゃりと歪めたかと思うと、ゆっくりと目を開いた。状況が分からずきょとんとする目に、「よぅ」と馴れ馴れしく挨拶をして、今度は強く鎖骨に吸い付く。「ひゃ、わ、わ、」と色気のない声が政宗の耳許でこぼれたが、政宗はお構いなしに、遊ばせていた左手で、明確な意思をもって太腿を撫で上げる。信繁はびくりと身体を震わせたものの、未だに状況をつかみかねているようで、「え、ええっと、幸村クンのご友人ですか?」と、どうもズレたことを言う。「腐れ縁だよ」と囁きながら、その唇にも食いつこうとした、まさにその時だ。

「政宗!信繁に手を出すなぞ、100億年早いぞ!!」

 声と同時に、思い切り頭を叩かれた。いつの間に帰ってきたのだろうか。幸村の容赦ない攻撃は続き、そのまま腕を掴まれて、ポイと床に捨てられる。政宗もすぐに幸村の乱入から立ち直って、「何しやがる」とその場に座り込んで彼を見上げたものの、幸村は背後に信繁を護るように仁王立ちしていた。腕を組んで、無邪気ともいえる笑みを浮かべる幸村は、確かに人気モデルのそれの風格を醸し出していた。
「寝込みを襲うなど外道!最低だぞ伊達政宗!!」





***
尻切れですいません。
ちなみに、信繁(ムソ幸のことです)は、幸村のことを、『幸村クン』と呼びます。1〜2コ年下設定なので。でも幸村は信繁のこと呼び捨て。あと、B伊達さんのことも基本フルネーム呼び捨て。信繁とB伊達は同い年。でもって、幸村とムソ伊達も同い年。けど、ムソ伊達は飛び級してるので、信繁と一緒に大学を卒業してます。

信繁さんを裸族にしなかったのは、せめてもの私の良心です←
信繁さんが帰宅してまず初めにやること。靴と一緒にジーパンを脱ぐ。パン一になります。その後に、裾の長いTシャツ(部屋着)に着替えます。
幸村はどっちかっていうと、上半身脱ぎたがり。

佐助一目惚れ編もあるんですよ、脳内で。(…)

09/04/17






























バサ幸については、ムソ幸ほどじゃないけど、並んでそう身長に差はない感じです。あと攻め顔。可愛いけど、真顔は超ドSです。

というわけで、女癖悪いB幸と、昔男とも付き合ったことのあるムソ幸でアイドルパロ(うわぁ‥) ユニット名はW幸(ちょ、)とかそんなんでいいよ。リアルでは二人共名前が幸村で、芸名はB幸が幸村、ムソ幸は信繁とかでいいんじゃない。マネージャーは佐助でいいよ。あ、ちなみにムソ幸総受けですので。B幸はムソ幸の弟のような時々お兄ちゃんのような。ちなみに信之さんも健在です。Bは信幸、ムソは信之。兄弟よりよっぽど似てる同名たちとか。
佐助はムソ幸に一目惚れしてればいい。ムソ幸は周りの人のせいで私服が中性的なので、パッと見勘違いしました。
B政宗は寝込み襲いました。B幸に邪魔されて未遂です。
三成はカメラマンやってて、オフではムソ幸ばっか被写体にしてましたが、突然に芸能界デビューを果たした幸にびっくりしてます。当然ながら、幸に対してフォーリンラブ。
ムソ武蔵はムソ幸と親友!
ムソ政宗はムソ幸と親友以上恋人未満状態をズルズル引き摺ってる。
B元親はB幸と仲良し。兄弟みたい。
左近とムソ幸は元カレな関係(昔に色々ありました)
うちの幸村は女装に抵抗がありません。小さい頃はよく女の子の服着せられてたり、周りの環境のせいで、まぁ遊びみたいなもんだし、な感じです。

ちなみに、二人のデビューはインパクトを狙って、ムソ幸が女装して、が初登場です(うへぇ) 女?女?歌声は男だ!みたいな、そんな反応。初回での女装が大層お美しかったせいか、男性ファンが異様に多いムソ幸。女性ファンが多いB幸にいっつもからかわれてます。 でもって、二人はどんだけ甘いもん食べても太らない。同じ調子で食べてたら、共演者はぶくぶく太りそう。二人して甘党だ!

今日はこのくらいで勘弁してやるぜ(…)





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09/04/15